はじめに
毎日愛犬が元気で過ごすために、フード選びは重要なポイントです。
ペットショップに行けば、様々なメーカーからフードがたくさん販売されています。
そのため、どのような基準でフード選びをしていけばよいか悩んでしまうこともありますよね。
そこで、愛犬向けのフードを選ぶ3つの要素をご紹介します。
1.素材
フード選びをする上で、何よりも大切なものは素材です。
市販のフードには、様々な素材が使われています。
そもそも、ペット向けのフードには人間用としては使えないレベルの肉(たとえば死んだ動物や病気の動物の肉)が使われているを使うことが許されています。
少し考えてみれば分かるのですが、そんな素材が使われているフードをペットに与えたいとは思いませんよね。
愛するペットには、出来る限り、上質な素材を使ったフードを与えたいものです。
そこで、最近では、人間の食用にもできるレベルの品質の良い素材を使っている商品も増えてきています。
メーカーによってはオーガニック素材を使ったフードも取り扱っています。
もちろん、犬の体質に合わせて栄養成分が配合されているので、安心して与えることができますね。
2.容量
皆さんはどんな容量のドッグフードを購入していますか?
同じ銘柄のフードでも量が増えるほど、割合的な価格は安くなっていきます。
そこで、なるべくなら節約のために価格を抑えようと、より容量の大きいフードを購入することもありますよね。
ただ、ここで注意しておきたいのが、フードの消費期限です。
フードの種類にもよりますが、未開封の状態で半年から1年くらいの消費期限が設定されています。
最近話題の自然派フードであれば、最短2週間という消費期限の商品も出回っています。
「未開封」状態でこの消費期限ですから、もちろん開封してしまうと早急に消費しなければなりません。
安さにひかれて大容量のフードを購入してしまうと、時間とともにフードが酸化してしまい状態が悪くなってしまいます。
あまり悪い状態のフードを愛犬に与えると病気になることもあるので注意が必要です。
できることなら、開封後2週間から長くて1か月ほどで食べ切れるくらいの分量を購入すると良いですよ。
そして、品質を保つためにも、開封後の保存は冷蔵庫で行ってくださいね。
3.年齢と犬種
最近は、同じメーカーから出されているフードでも、犬種や年齢別に分けられているものがあります。
犬種ごとに体の組成も異なっているので必要となる栄養素が変わるのです。
また、生後すぐのパピー期は、消化機能が未発達なので消化しやすいフードを与える必要があります。
その後、成長期に入ると運動量が増えるので、より成長に必要となる栄養が含まれているフードが必要になります。
逆に7歳以降のいわゆるシニア期に入ると、運動量も減ってきて、消化機能も衰退していきます。そのため、油分が少なく老齢犬でも消化しやすいフードを与える必要があるのです。
そのため、自分が飼っている愛犬の犬種と年齢に応じたフードを選んであげましょう。
おわりに
たくさん陳列されているフードを目の前にすると、どのフードを選べばよいのか難しいですよね。
いざ購入しても愛犬が食べないこともあります。ショップによっては、フードのサンプルを置いているところもあるので、積極的に試してみましょう。
愛犬が毎日元気に過ごせるためにも、良いフードを選んでいきましょう。